AirLife Blog

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喪中時の年始の挨拶で気を付けること

昨年、父が亡くなり喪中です。

年賀状は12月初めに喪中ハガキを出して対応しました。

さて、年始は必ず「明けましておめでとうございます」の挨拶がしばらく続きます。

これへの対応をどうすべきか、その他にも気を付ける事がないか調べてみました。

年始の挨拶

原則、「あけましておめでとうございます」は、使ってはいけない。

相手からおめでとうの挨拶をかけられた場合は、「おめでとう」を避けて、

「今年もよろしくお願いいたします」などが無難なところ。

逆に、相手が喪中だった場合はこちらが配慮し、

「おめでとうございます」の挨拶はかけないようにした方がいいですね。

挨拶をしているサラリーマンのイラスト

ただし、ビジネス関係の相手(取引先)では自身が喪中であるかないかに関わらず、

個人的な事情と仕事は切り離して、いつも通り新年の挨拶をするのが一般的です。

社内では、「おめでとうございます」は避けて、

「昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願い致します。」などの

新年の挨拶をするのがよいでしょう。

また、全ての社内の人が喪中ということを知っているわけではないため、

知らない人から「おめでとう」と挨拶をされることがあります。

その場合も自分からは「おめでとう」は避けた言葉で挨拶を交わすのが良いです。

初詣の対応

神社への参拝は、忌中(死後49日間)は控えた方が良い。

お寺への参拝は、忌中、喪中(死後1年間)に問わず、問題ありません。

その理由は、お正月は神道の行事であるため、神社とお寺で死への考え方が違うからです。

神社のイラスト

神社では、その根拠となっている神道から、死を穢(けが)れとして捉えています。

そのため、死に触れて間もなく、穢れが残ってる忌中のうちには、

神社の敷地内に踏み入れることは、神域に穢れを持ち込むことになるため、

望ましくないと考えられています。

お寺のイラスト

お寺では、お正月の参拝は故人や先祖に新年の挨拶をしにいくと捉えています。

お寺の根拠となっている仏教には、死を穢れとしてとらえる考えはありません。

ですので、忌中であっても、問題なくお参りすることができるのです。

忌中に初詣をしたいと考えている方は、お寺に行くと良いでしょう。

おみくじ

おみくじのイラスト「おみくじ入れ」

おみくじは、神社では、忌中を過ぎていれば引くことは、何も問題はありません。

忌中期間には、そもそも神社の境内には入ることができませんから、

もちろんおみくじを引くことはできません。

お寺は、忌中であっても引くことは可能です。

おわりに

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自分から年始の挨拶をする時は、ビジネスシーン含めて、

「おめでとうございます」の挨拶は控える様にしております。

その恒例の言葉を使わなくても「昨年中はお世話になりました。

今年もよろしくお願いします」で何ら問題ないからです。

そして、ビジネスシーンで切り離してとはいえ、「おめでとうございます」は、

個人で慎んでいる言葉を自ら発することは、少し抵抗を感じております。

初詣は、父が亡くなったのが、昨年6月で忌中は過ぎておりましたから、

いつもの神社へお参りして、おみくじを引いて帰りました。